あふれでたのは、やさしさだった

こちらの本、最初図書館で読んでたのですが、涙が出ては止まらなくて、家で読もうと決意。読み終えるまでの間、本当に何度となく胸がいっぱいになり、嗚咽し。

この本を読んで、改めて思いました。今を生きる、そしてこれからの日本を、世界を背負っていく若者の、サポートをしていきたいと。たった一人の人生が、本当に、どんな言葉を並べても語り尽くせいないほど、どんな言葉も陳腐に思えるほど、尊いのだということ。人生を、自分を、どうか諦めないでほしいということ。

私は「先生強いね」と言われたり思われたりすることが多いんですけど、本当に強かったら、この仕事、やってないです。人生、もっとスイスイ切り抜けていったと思います。でも、そうじゃなかったから。弱かったし、折れやすかったし、人一億倍不器用だったから。だから、燻っている人の気持ちがわかるし、一人涙を流している人の気持ちに寄り添いたいと願う。

Aspirantでは家庭教師という立場からサポートしていくことになるわけですが(いつか寺子屋みたいな形にしていけたらいいな)、生徒の皆さんの人生が拓けていくことを、心の底から祈っています。

大丈夫。絶対大丈夫。

道はいつでも、拓かれている。